この記事を読んでほしい方
- 光熱費の高騰が気になっている
- 家族が快適に過ごせる住まいにしたい
- リフォームで「省エネ住宅」に近づけたいと考えている
この記事を読むと解決すること
- リフォームで光熱費を大幅に下げる方法がわかる
- 「断熱材」「高効率設備(給湯器・エアコン)」「二重窓」を上手に活用するコツがわかる
- おすすめの建材・設備を知り、具体的なリフォーム計画の参考になる
冬は寒く、夏は暑い…家の「光熱費問題」どうにかしたい!

「毎月の光熱費、こんなに高かったっけ?」
そう感じるご家庭が増えています。電気・ガス代の値上がりに加え、冷暖房をフル稼働させる季節には、家計への負担が大きくなる一方です。
実は、その原因の多くは“住宅性能の低さ”にあります。
築20年以上の住宅では、断熱材の劣化や窓の断熱性不足が進んでおり、冬は暖房をつけてもすぐ冷える、夏は冷房をしてもすぐ暑くなる…。その結果、エアコンの設定温度を下げすぎたり、長時間運転させたりして、光熱費がかさんでしまうのです。
そんな悩みを根本から解決できるのが、省エネを意識したリフォームです。
次の章では、「断熱材」「高効率設備(給湯器・エアコン)」「二重窓」を活用して、快適さを保ちながら光熱費を賢く節約する方法を紹介します。
光熱費を下げるリフォームの3本柱とは?

リフォームで光熱費を賢く節約するには、単に設備を新しくするだけでは十分ではありません。
家全体の省エネ性能を高めるには、「断熱材」「高効率設備(給湯器・エアコン)」「二重窓」という3つの柱をバランスよく組み合わせることがポイントです。
これらを意識したリフォームを行うことで、冷暖房効率が格段に上がり、光熱費を抑えながら家族みんなが快適に過ごせる住まいをつくることができます。
ポイント①:断熱材で“逃げる熱”をストップ

まず見直したいのは、断熱材です。
冬は屋内の暖かい空気が外に逃げ、夏は外の熱気が入り込む——そのほとんどが「壁・天井・床」から起こります。
リフォームで断熱材を入れ替えると、家全体の保温性がぐっと高まり、冷暖房効率が向上します。
特におすすめは、高性能グラスウール(旭ファイバーグラス「アクリアネクスト」)や発泡ウレタン系断熱材(アイシネン、アクアフォームなど)。どちらも気密性が高く、外気の影響を受けにくい素材です。
旭化成建材のネオマフォームは、当社でよく施工する断熱材のひとつ。さらに、Panasonicの「セルファイⅡ」は環境に配慮しながらも高い断熱性能を持ち、リフォーム住宅にも採用しやすいと評判です。
断熱材を適切に施工すると、夏場は冷房温度を1〜2℃上げても快適に過ごせ、冬は設定温度を2℃下げても寒さを感じにくくなります。結果的に、年間の冷暖房費を約20〜30%削減できるケースもあります。
ポイント②:高効率設備(給湯器・エアコン)で省エネ性能を底上げ

次に注目すべきは、高効率設備(給湯器・エアコン)です。
給湯は家庭のエネルギー消費の約3割を占めるといわれています。
古いガス給湯器をそのまま使っている場合、最新の「高効率給湯器」へ交換するだけで、年間のガス使用量を大幅に削減できます。
たとえば、Panasonicの「エコキュート」は、空気の熱を利用してお湯を沸かすヒートポンプ式給湯器。従来型の電気温水器に比べて、約3分の1の電気代でお湯をつくることができます。
同様に、NORITZ(ノーリツ)「エコジョーズ」やRinnai(リンナイ)「エコワン」も人気。ガスと電気のハイブリッド構造で、少ないエネルギーで効率よくお湯を沸かせます。
また、給湯器だけでなく、高効率エアコンも重要。
最新モデルはセンサー制御で人の動きを検知し、自動で温度・風量を調整。省エネ性能が格段にアップしています。
たとえば、ダイキン「うるさらX」や三菱電機「霧ヶ峰FZシリーズ」は、AI制御により冷暖房の無駄を徹底的にカットしてくれます。
実際、高効率設備(給湯器・エアコン)に交換することで、年間約3~5万円の光熱費削減につながるというデータもあります。
リフォームの際は、家全体の「熱の流れ」を考えながら設備更新を行うことがポイントです。
ポイント③:二重窓で「冷暖房ロス」を減らす

最後の柱が、二重窓です。
実は、住宅の熱の出入りのうち約6割は窓からといわれています。
どんなに断熱材を強化しても、窓がシングルガラスのままだと効果が半減してしまいます。
二重窓リフォームでは、既存の窓の内側にもう1枚サッシを設置します。
外気の影響を受けにくくなるため、冬は結露防止・夏は冷気保持に優れ、エアコン効率を大きく向上させます。
特におすすめなのが、三協アルム「プラメイクEⅡ」。既存窓の上から簡単に取り付けでき、施工時間は1窓あたり約60分。断熱性・防音性の両方を向上させる優れものです。
また、YKK AP「プラマードU」やLIXIL「インプラス」も人気。樹脂フレームとLow-E複層ガラスを採用しており、遮熱・断熱性能が非常に高く、全国的に採用が進んでいます。
二重窓を取り入れると、冬の暖房費を約15%、夏の冷房費を約10%削減できるといわれています。
また、室内の温度ムラが少なくなり、小さなお子さまや高齢者にも安心な住環境を整えられます。
リフォームで「快適さ」と「節約」を両立するコツ

光熱費を下げるためのリフォームは、一つの方法だけで完結するものではありません。
たとえば「断熱材だけ」や「二重窓だけ」を取り入れても、他の部分の性能が追いつかないと十分な効果が得られないことも。
大切なのは、住まい全体を“トータルで省エネ化”する視点です。
次に、3つの要素をどう組み合わせれば、より快適で経済的な暮らしを実現できるのかを見ていきましょう。
トータルで考える「断熱材+高効率設備+二重窓」
光熱費を本気で下げたいなら、どれか1つだけではなく、断熱材・高効率設備(給湯器・エアコン)・二重窓の3つを組み合わせて考えることが大切です。
それぞれが補い合うことで、省エネ効果は何倍にもなります。
たとえば、断熱材で家の保温性を高め、二重窓で冷暖房効率を上げ、そこに高効率設備を導入すれば、エネルギーの無駄を最小限にできます。
この3つを同時にリフォームすることで、家庭によっては年間10万円以上の光熱費削減も実現可能です。
補助金や制度を活用しよう
2025年現在、国や自治体では「住宅省エネ化」を推進するため、リフォーム補助制度が多数設けられています。
「先進的窓リノベ2025」や「子育てエコホーム支援事業」などでは、断熱材・高効率設備(給湯器・エアコン)・二重窓リフォームが対象。
条件を満たせば、数十万円の補助を受けられるケースもあります。
補助金を上手に活用すれば、初期費用を抑えながら賢く省エネリフォームが進められます。施工会社に相談する際は、必ず補助金対象製品や手続きのサポート体制を確認しておきましょう。
この記事のまとめ

・光熱費の高騰対策には「住宅の性能アップ」が欠かせない
・断熱材で室内の温度を一定に保ち、エアコン効率を高める
・高効率設備(給湯器・エアコン)に交換すれば、電気・ガス代の大幅削減が可能
・二重窓で冷暖房ロスを防ぎ、家族みんなが快適に過ごせる
・3つを組み合わせたリフォームなら、年間10万円以上の節約も夢ではない
毎日の暮らしに直結する光熱費。
少しの工夫とリフォームの工事で、家計にも環境にもやさしい住まいを実現できます。「うちは古いから仕方ない」とあきらめず、今日からできる第一歩を踏み出してみませんか?
